何十種類もあるバッシュの中から、自分にあったシューズを見つけ出すのはなかなか大変な作業ですよね?
一つ一つ微妙に形が違い、「どれが一番自分に合っているのか・・・?」
誰しもが悩む問題です。
バッシュを選ぶ際、「自分のポジションにあったシューズを選びたい」と言う方のために、ここではそれぞれのポジションにあった、おすすめのバッシュを紹介していきます。
(関連記事:『ポジションに特化したテクニック!』)
ポジション別バッシュの選び方!
ガード
ポジション:コントロール重視の司令塔
必要な機能 : 軽量性、屈曲性、クッション性
※機能に関しては、こちらを参照してください。
→『購入の際は要チェック!バッシュに必要な7つの機能性!!!』
ガードにおすすめのバッシュ!
NIKEのオススメのバッシュ!
AIR ZOOM FLIGHT96
『AIR ZOOM FIGHT96』は、ソール全体にZoom Airを搭載したバッシュです。
NIKE独自の技術であるZoom Airを搭載したバッシュは、非常に高い反発性を持つため、足の裏でコートをより感じられ、素早い動き出しが可能となります。
広い視野とクイックネスが重要視されるガードにおいて、反発性が高いバッシュは非常にオススメです。
Jordan CP3Ⅺ
大人気のクリス・ポールモデルです。
世界一の正統派PGと呼び声の高いクリスポールの洗練されたバッシュには、数々の機能が盛り込まれています。
→『【クリス・ポールシリーズ】超人気バッシュの驚くべき機能を徹底解説!』
CP3シリーズの11作目となるシグネチャーモデルが『Jordan CP3Ⅺ』です。
残念ながら日本国内向けにはリリースされていませんが、ネットショップで海外のものを購入することができます。
アッパーはメッシュをベースに通気性の良い作りになっています。
クッションニングは前部分のアーティキュレーテッドズームエアから、前後にズームエアを搭載する仕様に変更されています。
今作は柔軟性のあるソールから、硬質感のあるソールへと変貌しています。
左右の切り返しのような柔軟な動きよりは、地面からの反発をエネルギーに変えるようなソリッドな動きに向いています。
より高速域でのプレーにフォーカスしたバッシュになっています。
外側から内側に向けて巻くストラップは、バッシュとの一体感があり、剛性感を高める効果があります。
全体的に硬めの履き心地の『Jordan CP3Ⅺ』は、スピードプレーヤーにはぴったりのバッシュです。
asicsのオススメのバッシュ!
ゲルスクープ
asicsの『ゲルスクープ(GELSCOOP)』は、非常に足にフィットしやすく、バスケを始めたばかりの方にオススメバッシュです。
足にフィットするバッシュを履くと、靴ヅレがしにくく、自然な動きが可能となります。
特にバスケを始めたての方は、変な癖をつけてしまうと、後々100%の動きができなくなることがあります。
まずは、足にフィットするバッシュを選び、身体の動き方の基礎を染み込ませましょう。
MIZUNOのオススメのバッシュ!
ウェーブ プライド
『MIZUNO ウェーブ プライド』は、性能の良さだけでなく、デザインの可愛さから女の子に人気のモデルです。
こちらのバッシュも非常に足にフィットしやすいバッシュとなっており、バスケを始めたばかりの方から2~3年目の経験者まで、幅広い世代に根強い人気があります。
→関連記事:『メーカー別に見る!バッシュの選び方!』
フォワード
ポジション:一瞬の瞬発力で得点を量産
必要な機能:軽量性、グリップ性
得点源であるフォワードは、ガードとセンターの中間の機能が求められます。
フォワードの場合、クイックネスが重視されるので、バッシュの裏の溝が深いものや、足の回転を邪魔しないローカットなものがおすすめです。
フォワードにおすすめのバッシュ!
NIKEのオススメのバッシュ!
LUNAR HYPERQUICKNESS
『LUNAR HYPERQUICKNESS』は、非常に軽量かつ、耐久性の高いバッシュです。
ルナロンを使用しており、着地時のサポート力と高いクッション性が特徴で、クイックネスを武器として得点を狙うフォワードタイプにオススメのバッシュです。
adidasのオススメのバッシュ!
ADIDAS Dリラード2
2013年の新人王を獲得したデイミアン・リラードをモデルとしたバッシュです。
ステファン・カリー擁するウォーリアーズと対戦し、51点を上げる活躍を見せる屈指のスコアラーです。
そんなリラードの動きを可能にするグリップ力とクッション性が特徴のバッシュです。
asicsのオススメのバッシュ!
ゲルパースト
センター
ポジション:ゴール下で大激闘
必要な機能:耐久性、クッション性、安定性
センターはペイントエリアでぶつかりあうポジションであるため、足下の安定性が非常に重要になってきます。
また、足への負担を軽減し、何度もリバウンドに飛べるよう、クッション性も求められます。
しっかりした丈夫なシューズを選びましょう。
センターにおすすめのバッシュ!
NIKEのオススメのバッシュ!
NIKE LeBron Soldier 16
ジェームズ・レブロンモデルのバッシュです。しっかりとした作りで、安定感に定評があります。
以前のレブロン・シリーズのバッシュと比べ、好みに応じて、フィット感を調節することが可能になりました。
抜群の衝撃吸収性を発揮し、ジャンプの着地時の横ぶれを軽減します。
→『【レブロン・ジェームズシリーズ】超人気バッシュの驚くべき機能を徹底解説!』
asicsのオススメのバッシュ!
ゲルトライフォース3
ゲルスクラッチ
ファブレポイントゲッター
MIZUNOのオススメのバッシュ!
WAVE BIGMAN
MIZUNOが誇るビッグマン向けのバッシュです。
コンタクトの多いセンター向けに、足首をしっかりと固定出来るようになっています。
オールラウンドプレーヤーにオススメの機能!
自分の得意なプレーに特化したシューズを選びましょう。
スピードタイプ:軽量性、屈曲性、グリップ性
ガツガツタイプ:安定性、耐久性、クッション性
ジャンプタイプ:軽量性、安定性、クッション性
ディフェンスタイプ:軽量性、安定性、屈曲性、グリップ性
オールラウンダーにおすすめのバッシュ!
asicsのオススメのバッシュ!
ゲルバースト(全能力重視)
ゲルバーストシリーズの一品です。
オールマイティに活躍してくれます。
adidasのオススメのバッシュ!
J WALL(スピード重視)
スピードスター”ジョン・ウォール”モデルのバッシュです。
NBAでも屈指の速さを持つジョン・ウォールの足元を支えるため、地面からの反発性を追求しています。
NIKEのオススメのバッシュ!
AIR SHOX (ジャンプ重視)
クッション性に優れており、高いジャンプ力を強みとするプレーヤーに人気です。
最近のバッシュのトレンド!
昔はガード、フォワード、センターの主に三種類でシューズの機能性が分かれていました。
しかし、最近では、スピードゲームが主流となってきているので、徐々にバッシュの形も変わってきており、バックコートとフロントコートの2つで分けられるようになっています。
ということで、最近のバッシュのトレンドを紹介します。
ガード&フォワード(縦横無尽に走り回るタイプ)
ガードやフォワードなどの「走ってなんぼタイプ」には、“軽く”、“ローカット”で“屈曲性のある”のバッシュがおすすめです。
カットの高さが短い分、走りやすいため、最近ではローカットのバッシュも増えてきています。
ただし、カットが短い分、怪我のリスクがあります。
NBAでもローカットのものがよく見られますが、彼らは足首にサポーターをしてある程度固定しています。
ローカットのシューズを履く場合は、怪我予防は必ずしましょう。
スピードを出すためには、ソールの屈曲の良さも非常に需要です。
ファーストブレイクやディフェンスなど一歩目をいかに早く出せるかが鍵となります。
バッシュの機能を利用して、相手より速い一歩を踏み出しましょう。
このように、最近のバッシュの形は、ランニングシューズに近づいてきています。
“動きやすく、走りやすい”バッシュで、コートを縦横無尽に走り回りましょう。
最近では、大人気NBAプレーヤー”ステファン・カリー”の徹底的に機能を追求したバッシュが人気を集めています。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
→『【ステファン・カリーシリーズ】超人気バッシュの驚くべき機能を徹底解説!』
パワーフォワード&センター(ゴール下ガツガツ型)
パワーフォワードやセンターなどのゴール下でガツガツ戦うタイプは、足首が心配なのでハイカットの方をお勧めします。
しかし、最近は、がたいが良くても、足首が丈夫な選手が増えてきたので、ローカットでも大丈夫だといわれています。
ただし、やはり不安定なのでソール(靴底)はフラットで安定感のあるものを選びましょう。
リバウンドを飛んだ後の次の反応や怪我の防止のため、クッション性が優れているシューズがおすすめです。
ポジション別によってバッシュに必要な機能は少しずつ変わってきます。
デザイン重視で選ぶのもいいですが、バッシュの機能を少しでもチェックし、ライバルと差をつけましょう!
またバッシュは高いから今ので我慢する…という方。
バッシュの中敷を変えるだけで怪我のリスクや膝への負担が減ることが科学で証明されています。新しいバッシュを買う余裕がないけどすり減ってきた…という方は中敷を変えましょう。
バスケと同様に室内でジャンプする競技であるバレーボールの日本代表選手である清水選手がオススメしている”シダス”のインソールが最高です。
以下清水邦広選手のコメントを掲載します。
ジャンプ時・着地時での足元が安定!カスタムインソール作製のきっかけになったシンスプリント(脛 骨過労性骨膜炎)がインソール挿入後完治し、その後発症しなく なりました。また、幼少期から扁平足だった足裏がインソールを使用しだしてから改善されました。競技でのパフォーマンス的には・・・すべての競技でバランスが重要ですが、私の場合は、インソールによってジャンプ時・着地時での足元が安定するようになり、空中でのバランスも良くなりました。カスタムインソールは、年間2セット使用しています。
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