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マイカンドリルとは?
ゴール下のシュート率をアップする練習にマイカンドリルというものがあります。
マイカンとは、かつてNBAで活躍したセンター、ジョージ・マイカンのことです。
彼は”Mr. バスケットボール”といわれたスパーセンターで、あまりの強さから、数々のルールが新たに設置されたほどです。
(関連記事:『伝説の怪物センター!“Mr. バスケットボール”ジョージ・マイカンが作ったルールの数々!』)
そんなマイカンが大学時代に日々欠かさず行っていた練習がマイカンドリルです。
ゴール下でのシュート率を大幅にアップさせ、得点を確実なものにします。
マイカンドリルでは、バックボードの使い方と指先の感覚が養えるため、センターだけでなく、全選手におすすめの基本練習です。
練習方法
ベーシック
ゴール下で左右交互にレイアップのステップでシュートを打ちます。
右であれば右手で、左であれば左手でシュートします。
一回一回止まらずに、連続でシュートしましょう。
目安は20本インです。
全てのシュートを決める意識で練習しましょう。
パワーストップ
ゴール下で左右交互に両足ジャンプストップでシュートを打ちます。
右であれば右手で、左であれば左手でシュートします。
一回一回止まらずに、連続でシュートしましょう。
目安は20本インです。
リバース
ゴール下で左右交互にバックシュートの要領でシュートを打ちます。
右であれば右手で、左であれば左手でシュートします。
一回一回止まらずに、連続でシュートしましょう。
目安は20本インです。
ベーシック(2ボール)
両手にボールを持ち、ゴール下で左右交互にレイアップのステップでシュートを打ちます。
右であれば右手で、左であれば左手でシュートします。
打った方の手でリバウンドをとります。
目安は20本インです。
リバース(2ボール)
両手にボールを持ち、ゴール下で左右交互にバックシュートの要領でシュートを打ちます。
右であれば右手で、左であれば左手でシュートします。
打った方の手でリバウンドをとります。
目安は20本インです。
マイカンドリルの5つのポイント
練習する上でのポイントを5つまとめてみました。
これらのポイントを意識して練習してください。
胸の前にボールを通さない
試合中にボールを胸の前に持ってくると、ほとんどの場合ディフェンスにボールを奪われます。
練習の時から、ボールをなるべく肩より上で扱うようにしましょう。
指先とスナップを意識する
シュートの際、指先とスナップを意識することで上達が早まります。
しっかりと意識し、指先の神経を発達させましょう。
バックボードの様々な場所にボールを当ててシュートする
バックボードの様々な場所に当ててシュートすることで、どの角度でどのような回転をかければシュートが入るのかが分かります。
無意識にでもスナップや強さを計算出来るようなレベルになりしましょう。
ボールをリングに当てない
ボールをリングに当てないことを意識することで、より正確なショットが打てるようになります。
シュートを入れることは勿論ですが、リングに当てないことも意識しましょう。
リズム感のあるステップを意識する
シュートにはリズム感が大切です。
スムーズな動きで、自分にあったリズムを見つけましょう。
今回紹介した5つのドリルは、慣れてくれば10〜15分で終わります。
上達の近道は毎日コツコツと練習することです。
他の人より少し早く体育館へ行き、このトレーニングをしてみてください!
数ヶ月後にはかなりステップアップしているでしょう!
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