バスケットにおいてシュートを打ち得点を積み重ねることが勝つために必要不可欠な要素です。
この”シュート”を打つためにはシュートを打てる状況をつくる『シュートを入れるまでの過程』と『シュート技術』の2つが合わさって得点できます。
”シュートはセンス”と言い切る人がいますがそれは”シュートタッチ部分”だけであってシュートが入る確率は練習によっておぎなうことができます。
今回はそのシュートが入る確率をあげるための”シュートするタイミング”について記事にしていきます。
Contents
シュート力を爆上げ!シュートタイミングの見極め方!
試合の流れを読む!
シュートの成功確率をあげるために重要な要素は”シュートのリズム”です。
ゲームには流れというものが存在します。
いくらシュート力がある選手だからといってゲームの流れを無視して勝手にポンポン打って入るのは、試合を1人で支配できる能力をもった選手ぐらいです。
パスを回して優位な展開をつくる動きをしていれば必ず”シュートをすべきタイミング”が訪れます。
このようなタイミングでのシュートは、ゲームの流れが良く、シュートの確率は高まります。
逆に言えばこのシュートタイミングで外してしまうとチームの士気をさげるため、必ず入るように練習を積み重ねればなりません。
1on1からシュートを打つ場合は、相手との駆け引きで勝って打つ時こそが自らのベストなシュートタイミングとなります。
相手ディフェンスを振り切れていない状態でシュートを打つことは、相手に”打たされている”シュートになるため適切なシュートタイミングではありません。
シュートを打つタイミングを見計らうことを”シュートセレクション”といいます。
シュートはコート上の全員がシュートを入れるための動きをして、それがかみ合った時に入るものと考えておくといいかもしれません。
チームのリズムがいいときはシュートを打つことにチームが協力できている証です。
自分の得意なシュート距離でシュートを打つ!
初級レベルであれば、自分のシュート距離はシュートが届く範囲ですが、上級者レベルではフリーの状態でシュートをすれば70%以上の確率で成功させることができる距離が自分のシュート距離です。
年齢や経験年数により自分のシュート距離は変わっていきますが、このシュート距離を理解しパスをもらう時に意識的にポジションを取ることがシュート確立を上げる上で大切な動きとなります。
アウトサイドからシュートを求められるプレイヤーは、ドリブルで中に攻め込むことを忘れがちです。
アウトサイドのシュート能力を生かすためにもドリブル能力を磨くことが非常に必要です。
→『シュートだけじゃない!ステファン・カリーの卓越した4つの能力!』
ノーマークの状態でシュートを打つ!
ノーマークの状態とは、初級者レベルでは目の前にディフェンダーがいない状態のことをいいます。
上級者レベルの場合、シュートを打とうとする手にプレッシャーがかかっていない状態がノーマークになります。
体が接触するインサイドプレイヤーは、ディフェンダーの伸ばした手の上から打つシュートや肩幅を利用したフックシュートなど、シュートバリエーションを増やすことによって得点能力に磨きをかけることができます。
インサイドプレイヤーは様々なシュートを体に覚えさせ個人として戦力になるように工夫した練習を意識していきましょう。
→『コービー・ブライアントも感服!ステファン・カリーのクイックショット!』