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ラリー・バードがP&Rを徹底解説!!!
時の大スター、ラリー・バードがP&R(ピック・アンド・ロール)を詳しく解説している貴重な動画です。
非常に分かりやすいので、是非参考にしてみてください!
P&Rのやり方
肘を少しだけ出し、相手に当たられても吹っ飛ばされないようにしっかりと腰を落とします。
この時、肘を自分のシリンダー外に張る選手がよくいますが、ファールになるので肘で相手の進行を妨げてはいけません。
スクリーンはあくまでディフェンスに当たるのではなく、ポジションにセットするだけです。
スクリーンがわざとディフェンスにぶつかりにいけばオフェンスチャージングを取られます。
“ポジションにセットしているところに、ディフェンスがぶつかってきた”というイメージを忘れないようにしましょう。
基本は、スクリーンユーザー(スクリーンを利用する方)がスクリナー(スクリーンをセットする方)と逆の方向にフェイクを入れてからスクリナーを使います。
フェイクを入れることで、相手がスクリーンにかかりやすくなります。
ユーザーはスクリーンを使う際、しっかりとブラッシュ(肩と肩を当てること)をしましょう。
そうすることで、ディフェンスのコースを塞ぎ、大きなズレを生むことが出来ます。
スイッチした場合
ディフェンスがスイッチ(マークマンを交代すること)した場合、スクリナーはリングに近い方の足を軸足にターンし、レイアップシチュエーションへ。
スクリーンを使う上で、最も効果的なのは“ズレを生むこと”と“ミスマッチをつくること”です。
ミスマッチとは、小さい選手が大きい選手についたり、逆に大きい選手が小さい選手につくことです。
ミスマッチがあればオフェンスは簡単に攻めることが出来ます。
小さい選手に大きい選手がついていれば、1on1に持ち込みスピードで翻弄出来ますし、大きな選手に小さな選手がつけば、そのままローポストまで押し込んで勝負がつきます。
ミスマッチが出来たら最大のチャンスだと考えましょう。
ファイトオーバーした場合①
ディフェンスがファイトオーバー(ユーザーとスクリナーの間を通り、ついていくこと)した場合、スクリナーは自分のディフェンスをローポストに押し込み、面を取りましょう。
ローポストに繋ぐことで新たな展開が生まれます。
ファイトオーバーした(足を踏み出した)場合②
ディフェンスがファイトオーバーしようと足を一歩スクリナー側に踏み出した場合、スクリナー方向にフェイクをいれ、ドライブ。
そのままレイアップに持ち込みましょう。
ファイトオーバーをした場合③
ディフェンスがファイトオーバーしてくるのがわかった場合、スクリナーはスルー(ゴールの方向にそのまま抜ける)し、そこへパス。
この時、ユーザーがドリブルフェイクすると、成功率が高まります。
この方法は相手がショーディフェンス(スクリナーのディフェンスが、スクリーンユーザーのコース近くまで出てきてプレッシャーを与えるディフェンス。ショー=show)をしてきた場合にも有効です。
スクリーンにかかった場合
ディフェンスがスクリーンにかかった場合、ドライブし、そのままジャンプシュート。
※ディフェンスがスライド(スクリナーの後ろを通ること)をした場合もシュートが打てます。
スイッチしても攻めきれない場合
ディフェンスがスイッチしてきても、攻めきれない場合、スクリナーは3Pラインまで開きます。
そこにパスしてもう一度P&Rを展開しましょう。
現在のバスケットボールには欠かせないプレー“P&R”。
チームもこれをマスターし、得点を重ねましょう。
こちらは、マイケル・ジョーダン率いる“シカゴ・ブルズ”の最大のライバル、ストックトンとマローン率いる“ユタ・ジャズ”のオフェンスです。
歴代最高のP&Rの使い手だった彼らのプレーを参考にしてください!