スポーツを行うに当たってストレッチは非常に大切なものです。
体をほぐす目的だけではなく、膝の痛みにも効果を得られますし、事前に炎症や損傷を防ぐことも出来ます。
今回は膝の痛みに効くストレッチにはどんな効果があり、どのようにストレッチすればいいのか、注意点も合わせて解説していきます。
Contents
膝の痛みに効くストレッチ
ストレッチから得られる効果
筋トレによって筋肉や関節の柔軟性が高まります。
柔軟性が高まると、関節の動きが滑らかになり屈伸がしやすくなります。
またこわばっていた筋肉が柔らかくなることで血行が良くなり、痛みや疲れが取れやすくなります。
ストレッチを行えば膝の組織が刺激されるので、将来的な痛みも予防することが出来ます。
膝の痛みに効くストレッチ
大腿四頭筋のストレッチ
座って両足を前に伸ばし、片方の足の膝を折りたたむように曲げます。
更にその状態から上体をゆっくりと後ろに倒します。
筋肉が伸びているなと感じる部分で１０秒ほどキープして上体を起こします。
これを１０回ほど繰り返します。
太ももの裏面のストレッチ
仰向けに寝て足を伸ばし、片足を曲げて胸の方に手で引き寄せていきます。
痛みのない範囲まで引き寄せたら１０秒ほどキープして、これを１０回ほど繰り返します。
ふくらはぎを伸ばすストレッチ
仰向けに寝て両足のかかとをつけたまま足を伸ばし、足首をゆっくりと手前に反らしていきます。
これを５秒ほどキープして戻す動作を１０回ほど繰り返します。
アキレス腱のストレッチ
椅子や壁に手を置いて、足を前後に開いて立ちます。
後ろ側にある足の膝をゆっくりと曲げてかかとを床に近付けます。
そのままゆっくり腰を落として１０秒ほどキープして、足を交代します。
これを１０回ほど繰り返します。
注意点やポイント
ゆっくりと負荷を与えずに・・・！
ゆっくりと無理な負荷を膝に与えずに行うことがポイントです。
強い痛みを感じては逆効果なので、気持ちいいけれど少し痛みを感じるくらいが効果的といえます。
身体が温まっているときに・・・！
体が温まっている時に一番筋肉が柔らかくなります。
その時にストレッチを行えば関節の動きも良くなるので、入浴後などにストレッチを行うことでより効果を得られます。
マットや布団を活用しよう！
体に負担がかからないようにマットや布団の上で行うようにしましょう。
呼吸をゆっくりして、息を吐きながら伸ばして吸いながら元に戻ります。
日々ストレッチを行っていれば膝の痛みを和らげることが出来るだけでなく、将来の痛みや損傷の予防にも繋がります。
ストレッチはスポーツを楽しむためにも欠かせないものです。
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