ジャンパー膝とは、仕事や趣味でスポーツを頻繁に行う人になりやすい疾患です。
特にランニングやジャンプなどの膝の屈伸を伴うスポーツをする人に起こりやすいためジャンパー膝と呼ばれるようになりました。
正式名称は膝蓋靭帯炎といいます。
今回はジャンパー膝の症状や原因、また改善方法を解説していきます。
Contents
ジャンパー膝が原因の膝の痛み!改善方法と予防法!
ジャンパー膝の症状
軽度の症状としては日常生活に支障はないものの、膝を酷使した後に痛みを感じる程度です。
しかし症状が進んでいくと、膝を動かしている時に痛みが出るようになります。
更に重度になってくると日常生活でも痛みを感じるようになり、スポーツを行うことが難しくなってしまうのです。
ジャンパー膝の原因とは!?
なぜジャンパー膝を引き起してしまうのかというと、膝の屈伸による膝の酷使が原因となります。
膝のお皿の下部にある膝蓋靭帯が膝の屈伸により、大腿四頭筋が伸縮して引っ張られるストレスを与えてしまうのです。
スポーツなどで何度も強い衝撃を受けることで炎症や損傷が引き起こされます。
特に成長期の場合は骨の成長に筋肉が追い付かないことから、膝の柔軟性が落ちてしまい引き起こされてしまいます。
ジャンパー膝の改善方法!
ジャンパー膝は初期段階であれば安静にしていれば痛みは治まりますが、スポーツ選手の場合はそうはいきません。
改善方法としてはストレッチで柔軟性や筋力を鍛えるようし、柔軟性を高めることで吸収力を付けることが出来ます。
また練習前後にはマッサージをして筋肉をほぐしていきます。
他にもテーピングやサポーターをすれば膝への負荷は少なくなり、痛みを軽減させることが出来ます。
(関連記事:『膝の痛みを和らげるサポーター!膝サポーターの種類と選び方!』)
ジャンパー膝になりやすいスポーツ
ジャンプするなど膝を酷使するバスケットボールやバレーボール、陸上競技などが特に多くなりやすいといわれているスポーツになります。
(関連記事:『スポーツによる膝の痛みの原因と症状』)
ジャンパー膝の予防方法
ジャンパー膝を予防するには日々のストレッチやトレーニングが重要です。
大腿四頭筋が固まると損傷を起こしやすくなるので、ストレッチやトレー二ングで緩和していきます。
大腿四頭筋が固まる理由は、老化以外にもスポーツによる筋肉疲労も原因となります。
日々のストレッチで大腿四頭筋を柔軟にしておけば膝や膝蓋靭帯への負荷も軽減されるのです。
(関連記事:『膝の痛みに効くストレッチ!』)
ジャンパー膝のための膝サポーター
ジャンパー膝のための、膝の痛みを抑えるサポーターを紹介します。
サポーターをすることで、膝への負担を大幅に減らし、痛みを軽減することができます。
膝サポーターの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
【McDavid】膝用サポーター
滑り止め加工により、ずれにくい円板状のリブがお皿の下を優しく圧迫サポートしてくれます。
ジャンパー膝や、オスグッドなどの痛みを軽減してくれます。
大きなサポーター着用に抵抗のある方にオススメです。
【ZAMST】膝サポーター(左右兼用)
ジャンプ系のスポーツ(バスケやバレーなど)での膝の痛みに対応している膝サポーターです。
パテラパッドが膝の安定感を高め、 本体内側のパッドで膝下にかかる負担を軽減します。
また、通気性と圧迫力を兼ね備えた素材を使用しており、快適にプレーすることができます。
ジャンパー膝は放置しておくと日常生活にも支障を与えてしまうので、もちろんスポーツを続けることが困難となります。
日々のストレッチで予防しながら、痛みを感じたら早めの段階で安静にして病院へ行くことが回復を早めてくれるでしょう。
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