現役No.1PGの呼び声高いクリッパーズの司令塔、クリス・ポール。
高校時代、彼はある試合で61得点を挙げました。
その得点の裏に隠された感動の秘話をご紹介します。
亡くなった祖父への想い!61 点得点に隠された感動の秘話!
ウェスト・ホーサイス高校出身のポールは、高校時代から非凡な才能を発揮し、マクドナルド選出のオールアメリカンチームとノースカロライナ州のミスター・バスケットボールに選ばれるほどの実力でした。
高校最後のシーズンには30.8得点を記録するなど、絶好調だった彼に悲劇は突然訪れました。
その年の11月15日、ポールの大好きだった祖父が強盗に殺されるという惨劇が起こります。
深く心に傷を負ったポールは、そのシーズンはプレーしないつもりでいました。
しかし、ポールの祖母は彼に、祖父の亡くなった歳(61歳)の分の得点を取ってほしいと頼んだのでした。
祖父の葬儀の翌日、ポールはコートに立っていました。
愛する祖父を失った悲しみを微塵も見せないようなプレーで次々と得点を重ねます。
そして、試合時間残り1分、ドライブで切り込んだポールはファールを貰いながらシュートを決め、ついに61得点を記録しました。
その瞬間、ポールはコートに倒れこみ、数秒間、祖父との思い出を思い返しました。
61得点を取ったポールは、わざとフリースローを外し、ベンチへ。
ポールはすべての糸が切れたように仲間の元へと戻りました。
その試合で、ポールは祖父の年齢と同じ数の得点を捧げました。
ちなみに、州の高校生記録は69得点で、十分に手が届く得点だったそうです。
祖父を亡くしてボロボロだったにも関わらず、祖父のために61得点を挙げる・・・
本当に凄いですよね・・・
今後もどんどん活躍してほしいですね!
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