1980年代、圧倒的な力を見せつけ、レイカーズを率いて戦ったレジェンド、マジック・ジョンソン。
彼の代名詞ともいえる“ノールックパス”は、現在の選手も真似が出来ないほど芸術性に溢れ、人々を悉く魅了しました。
そんな彼の5つの凄さをご紹介します。
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プロフィール
生年月日:1959年8月14日
出身:アメリカ合衆国ミシガン州
身長:206cm
体重:105kg
殿堂:バスケットボール殿堂(2002)
永久欠番:レイカーズ32番
ポジション:PG
愛称:マジック(Magic)
大学:ミシガン州立大学
ドラフト:1位(1979年)
『歴代の偉大な50人の選手』に選ばれる。
記録
5度のNBAチャンピオン:1980 1982 1985 1987 1988
3度のMVP:1980 1982 1987
12度のオールスターゲーム出場:1980 1982~1992
2度のオールスターMVP:1990 1992
4度のアシスト王:1983 1984 1986 1987
2度のスティール王:1981 1982
オリンピック(1992):金メダル
マジック・ジョンソンの5つの凄さ!
魔法を操る!咄嗟の判断力とノールックパス!
マジック・ジョンソンは、206cmという長身でありながら、PGとして活躍する歴史上見てもかなり珍しい選手でした。
そんな彼の代名詞ともいえるのが“ノールックパス”。
敵選手だけでなく味方の選手も騙されるほど、どこにパスをするのかが分かりません。
彼はノールックパスを得意としますが、同時に、他のどんな選手も真似が出来ないほど、パス前のフェイクが凄かったのです。
アメリカ大陸予選のカナダ戦で、パスフェイクにカメラマンまで引っかかり、マジックが画面から消えたという話さえあるほどです。
シュートかパスか全く分からずに相手の選手は棒立ち状態、気づいた時にはパスが通っている、彼のパスはまさに“魔法のパス”だったのです。
(関連記事:『【パスが上達したい方必見】カットされないパスを出す方法!!!』)
ちなみに、彼の生涯通算アシスト数は10,141で、レイカーズ歴代1位、NBA歴代4位です。
そして、一試合あたりの生涯平均アシスト数は11.2でNBA歴代1位と、NBAの歴史に大きく名を残す活躍をしています。
オールラウンダー!NBA歴代2位のトリプルダブル!
マジックが達成したトリプルダブルの回数は138回で、なんとNBA歴代2位という記録です。
トリプルダブルとは、一試合で得点、リバウンド、アシスト、スティール、プロックのうち3つの部門で2桁を上げることで、そう簡単に達成出来るものではありません。
記録を見ただけで彼がいかにオールラウンダーな選手だったかが分かりますよね。
ちなみに彼はフリースローに関しても好成績を残しています。
なんと、1988−89シーズンは成功率91.1%でリーグ首位に立ち、彼に弱点はあるのかと驚くばかりです。
相手からすれば、脅威そのものですよね。
慢心しない!年を重ねるごとに成長!
彼が凄さは、記録や数字だけではありません。
彼は非常に努力家だったといいます。
年々プレーの幅が増えていき、ベビーフックや3ポイントシュート、リバウンド、フリースローなど、歳を重ねるごとに上達していきました。
たとえ優勝しても常に向上心を持ち続ける。
まさにトップアスリートのお手本のような精神を持った選手だったのです。
(関連記事:『夢を諦めかけているあなたへ。マジック・ジョンソンが綴った勇気をもらえる手紙』)
衰え知らず!引退しても絶大な人気!
彼は、引退しても圧倒的な人気を誇っていました。
彼は1992年に引退しました。
しかし、ファン投票では、既に引退しているにも関わらず圧倒的な人気を誇り、見事ファン投票1位を獲得しオールスターに出場したのです。
オールスター戦では、ライバルのアイザイア・トーマスやマイケル・ジョーダンを一対一で下し、オールスターMVPに輝きました。
ジョーダンを説得!圧倒的な人望!
彼は、持ち前の明るさと笑顔で他の選手皆と仲良しだったそうです。
オピンピックの際は、彼が怪我をしていたラリー・バードや、元々出場する気の無かったマイケル・ジョーダンを説得し、ドリームチームができたという話が残っています。
彼の魅力は、スーパースター達さえ引き込んでしまうほど絶大なものだったのでしょう。
こちらは、“マジック・ジョンソン”という選手がどれほど凄かったかがよくわかる動画です。
あなたも魅了されること間違いなしです!
ぜひご覧ください!
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