ガードの中でも、チームの司令塔として活躍する“ポインドガード(PG)”。
今回は、そんなポイントガードの動き方をまとめました。
ぜひ参考にしてください!
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ポイントガードとは?
ポイントガードは、“チームの司令塔”や“コート上のコーチ”と呼ばれる非常に重要なポジションです。
「ポイント」とは得点のことではなく、分岐点を意味し、試合中の様々な分岐点を支配するポジションであることを意味しています。
ポジションを番号で呼ぶ時には「1番」と呼ばれおり、チームの司令塔的な役割を担います。
センターやフォワードのように、高い身長が求められるわけではないため、比較的身長の小さい選手がなることが多いポジションです。
ただし、身長が小さいからポイントガードになれるというわけではなく、俊敏性、バスケットボールIQ、リーダーシップを持った選手が、このポジションをつとめます。
NBA選手では、世界最高峰のPGと呼び声高いクリス・ポールや、歴代最強PGといわれる伝説マジック・ジョンソン、ジェイソン・キッド、アイザイア・トーマス、スティーブ・ナッシュ、トニー・パーカーなどがいます。
ちなみにNBA経験のある田臥勇太選手もこのPGです。
それではPGがすべき、5つの仕事を見ていきましょう。
PGがすべき5つの仕事
ボールを敵陣に運ぶ
まず、一番にすべきことは、ミスをすることなく、確実にフロントコート(敵陣)にボールを運ぶことです。
相手がハーフコートディフェンスをしてきている場合は、容易にボールを運ぶことが出来ます。
フロントコートに入るまでに、攻撃のパターンを組み立てておきましょう。
問題なのは、相手が突然オールコートゾーンやオールコートプレスに切り替えたときです。
たとえ相手のディフェンスが完璧でなくても、急にディフェンスの仕方が変わったことに焦ってしまうと、パスミス、ドリブルミスに繋がります。
相手がどんなことをしてきても、事前に相手の策略を予測し、落ち着いて、臨機応変に対応しましょう。
味方がリバウンドをとれば、パスを受けやすい場所へ行き、パスを受け取りましょう。
そして、可能であれば速攻を、試合のペースを押さえたければ、味方に合図し、自分たちのペースで試合が進められるようにしましょう。
パスでシュートチャンスを生み出す
シュートチャンスを生み出すと言っても、無理に凄いプレーを狙う必要は全くありません。
試合では、いかに、正確で、確率の良いシュートを生み出せるかが求められます。
片方のサイドに固まっていれば、自分が中継点となり、逆サイドに展開しましょう。
(→関連記事:『パスでゲームを構築するための基本的な技術!』)
効率的なシュートを打つ
インサイドにボールを集めると、自然と外が空きます。
その際、チャンスがあれば3Pを狙いましょう。
また、味方がどのタイミングでフリーになるかを常に予測しておきましょう。
いかに味方がシュートを打ちやすいシチュエーションを作り出すかもPGの大事な仕事です。
(→関連記事:『シュートタイミングの見極め方!』)
試合を支配する
相手が自分たちより体力が無いのであれば、ペースの速い展開を作り出したり、調子がいい味方がいるのであれば、その選手にボールを集めたりなど、試合を支配することもPGの仕事です。
PGが優秀であればあるほど、当然勝率は上がります。
あらゆる状況を分析し、勝利への道筋を掴みましょう。
コミュニケーションをとる
最後に、一番必要なことは、率先してコミュニケーションをとることです。
ミスが重なるのであれば、何がいけなかったのか、
パスが出したいのであれば、どのタイミングで、どこに動いてほしいのか、
試合では常にコミュニケーションをとることが求められます。
チームの司令塔であるPGが率先して、コミュニケーションをとりましょう。
(→関連記事:『チームの司令塔!ポイントガードに必要な6つの能力!!!』)
この5つの基本を意識することで、今まで見えてこなかった味方の動きや、ディフェンスの穴を見つけることが出来ます。
ぜひ、日頃の練習から意識してみてください!
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