各チームに『エース』とされるポイントゲッターは必ず存在します。
相手のポイントゲッターに自由にプレーをさせてしまうと相手チームのリズムとなり、勝ちの目はなくなっていきます。今回はいくつかの戦術を用いて相手チームのポイントゲッターの動きを封じる方法をお伝えします。
相手チームのエースに得点をとられないためにはどうすることが最も効果的だと思いますか???
極論は相手エースにボールを持たせないようにすることです。
そのためのディフェンス方法をお伝えします。
シールド
相手のお腹に前腕を押し当てて上半身を密着させ離れないようにして相手の自由な動きを抑制してボールをもたせないようにします。
自分の耳を相手の胸の前に置くイメージです。姿勢を低く保ちディナイディフェンスをします。相手チームのエースや得点力のある選手にべったり張り付くことで相手チームのシュート成功確率を著しく下げることが可能となります。
エースにボールが渡ってしまった場合はダブルチームを仕掛けるなどして相手エースがボールを保持する時間を短くしましょう。他の選手に打たれてゴールされてもエースに打たれて得点が入る方が厄介です。
またチームディフェンスとしては「ボックスワン」「ダイヤモンドワン」が効果的です。フェイスガードで相手の得点源を殺します。
得点源が一つのチームのにとっては絶大なる効果を及ぼします。
相手チームに得点能力に優れた選手が2人いる場合はどう守るかわかりますか??
それぞれの得点源である選手を2人がフェイスガードで守り残りの3人のディフェンダーで三角形のゾーンディフェンスを組んで守ります。
これを「トライアングルツー」といい、ボックスワンに比べてインサイドの守りは手薄になりますが相手チームの攻撃力を弱めることは可能です。
スラムダンクをお読みの方はこの作戦がどの試合で使われたかもうご存知ですよね??
湘北vs海南 で戦略家の安西先生が指示した戦い方です。スラムダンクはバスケットをするうえで楽しく学べるバイブルになっています。読んだことのないバスケットプレイヤーは今すぐ読んで楽しくバスケの戦い方や練習メニューを参考にすることをおススメします。