アウトサイドからのシュートで、リングにかすらずに入った時の気持ち良さは格別ですよね。
スラムダンクの湘北のレギュラーSGの三井寿はこう言っています。
「静かにしろい..この音が俺を甦らせる、何度でもよ」と...
つまり、このネットの音で回復することができるバスケットプレイヤーも存在するのです。
そんな回復効果も望めるシュートを決めるにはメカニズムを知る必要があります。
シュート力を身につけるには数をこなし体に覚えさせることが重要です。
しかし、このメカニズムを知っておくだけで練習効果は跳ね上がります。
間違ったやり方や悪い癖を覚えてしまうと、結果として、シュート力を落としてしまいます。
個人としてチームの力になるためにも、始めたての方はこの記事をバスケを読んでおくと上達速度があがります。
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シュートを打つ前に知っておくべきこと
シュートポイントを一言で表現するならば、
「まっすぐ、上に、スピンをかける」が最も適当な言い方です。
シュートの成功率を高めるために重要になるのが真上にジャンプすること、体の軸をまっすぐ安定させることです。
こちらの記事ではバスケットマンに必要な筋肉を鍛える方法を掲載しています。参考にしてみてください。
ジャンプシュートのコツ
①ゴールの正面を向き膝を曲げる
ゴールの正面に体を向け、足は肩幅程度に広げて立ちます。
わきを締めてボールを両手で持つ体勢が出来たら両ひざを曲げます。
ジャンプをするためのタメとなる重要な動作なので、目線をゴールからきることなく、しっかりと捉えたまま腰を落とします。
②真上にジャンプ、ボールを高く持ち上げる
膝を曲げて作ったタメでジャンプをします。真上にジャンプすることで体の軸を安定させます。
これによってシュートの成功率をあげます。
ジャンプと同時にボールを持ち上げ、最小の動作で額の上あたりまでボールを持っていくことができれば、カットを防ぐことができます。
この一連の動きをいかに素早く行うことができるかがカギとなります。
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③ジャンプの最高地点でスナップをきかせシュートする
ジャンプの最高地点で腕を真上に伸ばし切りボールをリリースします。
ボールを正確にコントロールするために手首でスナップをかけ、逆回転をボールにかけます。
ボールに回転をかける理由としては、バックボードなどに当たった時に跳ね返りを抑えるためです。
スピン量が多いほどリバウンドがなくなります。
軌道のイメージはリング上から吸い込まれるような軌道を目指します。
試合では動きの中でジャンプシュートのフォームに入ります。
この時に動きの勢いを殺すことが出来なければ体の軸はぶれます。
体の軸がぶれればボールに力が伝えることができずコントロールも乱れます。
下半身を柔軟に使ってジャンプストップすることが大事です。
初めのうちは、ジャンプシュートは足元から生まれるパワーをロスなくボールに伝えること、つまりパワーの流れを意識してシュート練習をすると、感覚でシュートが入る、入らないがわかるようになってきます。