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G ガード
向いているタイプ
- ボールを運んでパスを出す、ドリブルで切れ込むテクニック
- チーム全体に指示を出すチームの司令塔
- スリーポイントなど長距離から打てるシュート力と精度
ガードは、ポイントガードとシューティングガードにわけられ、湘北でいえばポイントガードは宮城、シューティングガードは三井でした。
ポイントガードの主な役割は、ボールをフロントコートまで運び、パスやドリブルで攻撃を組み立て、チーム全体に指示をだすこと、フリーの味方に正確にパスをだすこと、正確なハンドリングでボールをキープすることが求められます。
ディフェンス能力がポイントガードが高ければ高いほど、相手は攻撃しにくくなり、ポイントガードのスタミナと走力が攻守において重要な役割をもちます。
県最強と呼ばれる牧はまさに高い攻撃力と高いディフェンス力を兼ね備えた最強のポイントガードとして、湘北高校の前に現れます。
ポイントガードに求められる動き
①ゲームコントロールを行う
チームの戦略、戦術を理解してシチュエーションにあわせて柔軟に使い分ける能力が必要です。
ボールを持っていない時に、いかにチームメイトを動かすかも必要なところです。
②高いドリブルスキルをもっている
ポイントガードはボールに触っている時間が最も長いポジションです。
ドリブルスキルというのは、相手を抜くスキルもそうですが、ポイントガードは相手に取られずに相手コートに運ぶスキルが求められます。
③コミュニケーションをとる
コーチが決めた方針をコートで表現するためには仲間とのコミュニケーションが必須です。
その時、誰よりも戦術を理解しているのがポイントガードでなくてはなりません。
シューティングガードである三井は、長距離からのスリーポイントを武器に、「彼がいなければ負けていた」という試合をいくつも展開するほど、攻撃力と破壊力をもっています。
それほどまでにシューティングガードがゲームに及ぼす影響力は強いです。
シューティングガードに求められる動き
①アウトサイドからのスリーポイント
味方に流れをつくることは、もちろん相手にとって精神的なダメージを与えることができます。
②パスをもらう前からの準備
攻撃がインサイド寄りの時、いかに膝を曲げた状態で準備ができているのか、シュート時間を短縮することで成功率をあげます。
③ポイントガードのサポート
ポイントガードのの代わりに相手コートまでボールを運ぶ、インサイドに切れ込むなど、1つのポジションにボールを集中させてしまうと攻撃が単調になるため、バリエーションを増やすことが求められます。
ポジションの見つけ方
現代バスケットでは多くの役割をこなすことができるオールラウンダータイプの選手が求められています。
さまざまなポジションを経験し山王の河田・兄を目指すことが理想です。
しかし、プレーを続けていれば自然と得意分野・苦手分野が出てきます。
ドリブル、パスが得意な選手であるならばアウトサイド主体で攻められるポジションに置くなど、特徴が出るまでは無理にポジションを固定する必要はありません。
ポジションが流動的であればあるほど先述の幅が広がり、指導する方もプレーする方も楽しみが広がります。
バスケットボールの魅力であるいかにシュートを決めるか、防ぐかという攻防の展開、チーム全体の戦略など魅力を詰め込んだ漫画がスラムダンクです。
バスケットを始めようとしている子で読んだことがない子は必ず一読しておきましょう。
青春をするうえでスラムダンクはかかせません。
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